月夜の晩はふくろう絵の盃でしみじみと [陶芸]
夏の真っ盛りの今だからこそ、もうすぐ訪れるだろう秋の満月が思い出されます。
脳髄に染み入るようなセミの声に比べ 「ホッホー ゴロクト ホッホ-」と優しさに染み入るがごとくの
ゆっくりとしたふくろうの響きは、いかつい顔のおじさんまでも優しい顔にしてくれます。
昼間の暑い時間盛んに鳴くセミは暗くなると鳴き止むものと思っていましたが、
最近、そうではないことをはっきりと認識し驚いています。
記録的な高い気温にセミの頭が狂ってしまったのか、私の頭がもともと鈍~感なのかは分かりませんが
真夜中の午前2時になっても鳴いているセミの声を聞いて、セミも大都会並みに眠らない世代が
登場しはじめたのかと思いも複雑です。
こんな時代だからこそ、たまにはコオロギのまだ練習不足の鳴き声を聞きながら
静かに楽しいお酒でもいただきましょう。
上の写真の器は盃にしては大きめの、直径12センチほどある小皿ですが少し深めに作ってあり
絵を楽しみながら盃としても利用できる器です。
満月をバックに物思うふくろうが少し上を見上げて、いったいどこを見ているのやら?
え~、どうせ空想するのならふくろうより私はビキニのほうが好きですって?
勝手にして、勝手にして!!
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