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熟した色香が漂うグミの実・墨彩詩書 [墨彩詩書]

そろそろコオロギの鳴き声も聞こえ始め、秋の気配が感じられるようになりました。

数日前に、今年初めてその声を聞いたときは随分と下手な鳴き声で鳴いていて、
多分これはコオロギの鳴き声だろうと推測するしかありませんでした。

それから2~3日の内にはもう、コロコロと本来の鳴き声になって聞こえるようになり
自然の営みの永遠さを思わせ、何故かひと安心と懐かしさをも感じました。

そんなコオロギと道端で同居してしている道祖神の頭の上にはグミの実もみのり
魅惑的な色と香りを放っています。

人間様なら手を出して摘めば簡単に食べられますが、石の地蔵様では手が出ません。
ただ待つ事しか出来ない身の地蔵様ですから、実が落ちてくること期待して待ち続けています。

色香とは自然が教える魅力発散法ながら、墨彩詩書における色香とはなんだろうか?
人間の魅力とはなんなのだろうか?
魅力を発見したり感じたり生み出したりする力とはどこからくるのだろうか?
考えても考えても分からないテーマでも、あきらめきれない色香の魅力。

それは、もうすぐそこにまできている秋が教えてくれるのかもしれませんね。

作品の詳細は左サイドバーに記載のホームページでご覧いただけます。
お問い合わせはホームページ内のメールもご利用いただけます。

 


 

 

 

 

 

 


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コメント 2

毎回、気持ちが癒される思いです。
by (2007-08-27 18:31) 

田吾作

一真さんいつもごご訪問ありがとうございます。
嬉しいお言葉を戴き感謝しております。
by 田吾作 (2007-08-29 20:45) 

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