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最近の夏の風物詩は盆踊りと花火ならぬスコールと雷鳴が今恐怖的話題

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先ほどまで近くの空き地から流れる盆踊りの「♪ちんちきちん・どんどんどん♪」

という音が夏空に大きく響き渡っていたが、ここに来てぴたりとその音がとまった。

オヤ?どうしたのだろうと私の可愛いウサギのような耳を澄ましてみると、急に、

「ザー・・」という懐かしいラジオの雑音的音がしたかと思うと急にぴたりと静けさが戻った。

静けさは安らぎの象徴であるとともに、恐怖の入り口でもある。

と、突然 「ピカリ」 と鋭い閃光が曇天に広がったかと思うと 「どど~ん」 と

地の果てまで届くと思われるような雷鳴が轟いた。

突然に雨に盆踊りも中止されたのか、意外なほどの静けさが真夏の午後に

広がっているなか、耳の奥にはジーンという音だけが静けさの中に残って離れない。

真夏の風物詩である騒々しいセミの声もキリギリスの声も今は何も聞こえないのに、

セミが私の両耳の中に巣くってしまったかのようにいまだ鳴り響いて聞こえる。

 「静けさや 岩に染み入る セミの声」と有名な俳句があるが、セミの音が岩に染み入る

ぐらい騒々しい場所で作者はなぜ静けさを感じてしまっているのだろうか?

ここで私は思わず「わかった、そうなのか!」と手槌を打ってしまった。

きっと、作者は今の私のようにとてつもない雷鳴に出会ってしまって、

静まり返った山間にたたずむ自分の耳には雷鳴の音が耳から離れず

きっと、セミ時雨のように聞こえてしまっていたのかもしれない。

盆踊りの音を掻き消すぐらい大きな音で降る最近の雨はもはや恐怖と言えなくもない。

恩恵に余りある恵みの雨ではあるが、最近のスコール的雨には今までとは違った

側面をいやと言うほど見せ付けておどろおどろしい。

それもこれも人間のなせる業によっての結果なのだろうか?

反省の格好は猿にもできるが、人間にしかできない真の反省。

上の写真は怖いゴロゴロ様的顔つきを、私の反省的気持ちで帽子と花で

少しでも和んでいただこうと願って演出したもの。

下の写真は髪がゴロゴロ様によって逆立ってしまった女性の心を

和らげていただこうと描いたピンクの花とタイ。

今の私にはこれくらいのことしかできないが、このブログを読んだ人の心が

少しでも和らげばうれしいと願っているのであ~る。

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でもこの女性、口から火を吹いているようないないような?

果たして怒っているのでしょうか?私に・・・

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