小春日和・鼻と腹と胸のつぼみは膨らんでこそ人生楽しかりけり。 [不倫の詩]
あ、あ、あ、、本日は晴天なり・・・?
と、なつかしのラジオでよく聞いた試験放送のセリフである。
このセリフ、もし試験放送日が雨だったら
どんな言葉に変わるのだろうか?
はたまた、全天候型なのでそのままなのか?
それとも、雨天の場合は試験放送が中止になるのか?
それを私は知らない。
何の蕾でもつぼみはとても柔らかいという私の概念だが、
果たして読者はいかがお感じなのだろうか?
11月のぽかぽかと暖かい日を小春日和と言うようであるが、
「小春日和」とはとても心温まるネーミングで素敵だ。
なぜ11月を小春というのか?納得はできてもはたまた不思議。
春といえば成長生命あふれる木の芽時。
野山には新芽が出揃い、蕾も大きく膨らんで花も咲く。
風は温かく静かに吹いて、息吹きはじめた小さな命を
暖かく包み育てる。
しかしながら11月は晩秋であり、成長の春とは少し異にする。
いずれの季節でも、小寒い風の中でぽかぽかと暖かい日差しに
包まれると、人の心は打ち解けて膨らみ優しくなれる。
花の蕾も小鼻の穴も、膨らむときは温かさを感じたそのとき、
優しさを感じたそのとき。
花が膨らむと鼻も膨らみ胸も膨らむ。
あ、あ、あ~・・本日は晴天なり・・・。
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