仲良し地蔵たたずむ湖畔でキャンプ、おにぎり石に木立を描く [石絵]
夏は暑いに決まってごじゃる・・が、
このところ、「馬鹿に」と言えるほど暑さがきつい。
夏と言えばさあみんな、海に山に出かけようではごじゃらんか!
麻呂がまだ若かりし頃、子供もやはりまだ若かった。
夏休みともなれば、もう、あっちへ行こう・こっちへ行こうと
それはそれはうるさくて仕方がなかった。
そこでそこで、頭のよい麻呂は考えた。
そうだ!みんなで仮想空間の湖畔の宿で遊ぼうと言う話になった。
ここで言う仮想空間とは単なる空想の世界ではなく、
いろいろ話し合いながら手作りで作り上げる小さな箱庭なのである。
とは言っても、急な話なので道具も材料も何もない。
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そこで、庭に埋もれている直径15センチくらいの
変哲もない石を使って、「湖畔の宿で夏休みを楽しもう・・」
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まず、石を小山に見立てて、せみが鳴きそうな松の木立を数本描いた。
小山の向こうはもちろん涼しさ漂う静かな湖畔。
しかしながら、石に松の木を描いただけではなぜか湖畔となじまない。
どうしたものかと思案の結果、ならば、石の上に木を植えてみようではないか!
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上の写真では木の上部は見えないので花が咲いていることも分からないが
ピンク色の大きな花が数個咲いて周囲を盛り上げているのだ。
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極めつけは一番手前の二人地蔵。
ぼかし加減が面白く、夏休みの湖畔を楽しんでいる子供の二人地蔵なのだ。
おやー・・?
かたわらで、子犬が一匹ぴょんぴょんはねているようですよ!
やはり自然がいっぱいあると、身も心も開放されるようですね。
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