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なくて七癖とは言うけれど、癖こそ個性で自分流なのだ・・ [土暖流教室]

練習2.-2.jpg

クセは誰しも持っているもの。

しかしながら、自分の癖をクセとはっきり認識している人は

それほど多くはない・・と私は考える。

他人のことは自分ではないのだから客観的に見る事ができて、

その良いところとか

悪いところとかの識別が容易だが、

いざ自分の事となるとまるっきり意識外となってよく分からない。

というか、自分の事は主観的見方しかできないため、

自分の立ち位置もよく分からないまま

自分基準で

判断してしまうため

クセをクセと感じることができないのかもしれない。

ところで、線描きの練習中に感じるクセとはどんなことがあるのか?

紙に鉛筆で横線を一本引く。

たとえば左端から右に引くとき、もうそこで感じることがある。

私の場合、ゆっくり引くとスムーズで真っ直ぐな線は引にくく、

どうしてもびりびりするし

途中で上に上がったり下がったり

くねくね曲がりながらしか引けないので、

真っ直ぐな線を引くときはゆっくり引かずに早くサッと引くようにしている。

その上、引くほど右上がりになる傾向が強く、

水平に引くには紙を少し右上がりに置くか少し右下がりに修正をしながら

線を引くようにしないと水平には引けない。

水平線はまだ引きやすいが縦線はかなり難しい。

どうしてか特に縦線はまっすぐ垂直に引けないのだ。

ただでもびりびりするのに、相当ゆがんでしまって始末が悪い。

またおなじ縦線でも下から上に引くのは至難の業で、

びりびりというより

くねくね線になってしまうのだ。

また、斜め線も

かなり練習をしないと引けないくらい難しい。

その点円は慣れると引きやすく練習のし甲斐がある。

円を少しずつ移動し最初に戻る練習はボールに糸を巻きつける

つもりで練習すると描きやすく、早く引くほど滑らかで綺麗な線が引ける。

このように線一本でもある程度練習することが大切で、

練習途中

自分のクセが発見できて進歩の糧になることが多い。

つづく
土暖工房ロゴ3.jpg
苦労して線描きを練習した結果多くの楽しい作品を作ることができました。
そんな作品を展示する「告井土暖の個人美術館」は
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