書もおもしろ書体も絵画と同じ、同一線上の冗談的遊び心が基本なり。 [土暖流教室]
近年流行のおもしろ書体。
わが先生いわく・・
「線の練習もおもしろ書体も考え方は基本的に同じなり」
「簡単に言えば、書道もおもしろ書体も鉛筆で描く水彩画も
線の勢いとかバランスまたは個性あふれる意外性が
出来上がった作品を魅力的にする・・との仰せにござる。」
たとえば、上の写真の作品から解釈すれば
冗談とおもしろ書体はその性格上よくマッチして新鮮で書?
この作品にはこう書いてあるのだ・・
「弘法も筆の誤り
剛毛の母ちゃんには
いつも平あやまり。
ごうもすみません。」
書いてしまってから、しまった・・と後悔していることがある。
「剛毛の母ちゃん」とはなんと不謹慎な言葉を書いてしまったのか・・と。
実は剛毛ではなく獰猛と書こうとしていたのだが、
難しい字は苦手な先生なのでつい知っている字を書いてしまったのだ。
ここを剛毛ではなく獰猛と書いていれば、最後の一行は
「ドウモウすみません」とかなり世間一般的にはなじみやすい
言葉となって収まりやすかったかもしれないのだ。
後悔先に立たずとはこのことですが、
おもしろ書体の線の練習的にはまずまずの字が書けたようなので、
勝手ながら本日の自己満足のひとつに加えておこうと思う。
剛毛とか獰猛とか、とにもかくにも失礼しました。
土暖アート工房では、日夜冗談的線の練習に明け暮れております。
そんな作品を真面目に見たい方は、上の「あらまあバナー」をクリックか
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じっくりとご覧ください。楽しい世界が待っていますよ!
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