観察と考察はモノづくり、自作の陶芸をモデルに水彩画を描く・楽しむ。 [土暖美術館]
趣味、それはいろいろ。
吾輩は気の向くまま思いつくまま。
気負いもなく責任もなく思いのままの自由を楽しむ。
いやいや、少し楽しみ過ぎたきらいがないでもないが
今でも後悔のない趣味を続けている。
陶芸は長く続けていて、たくさんの作品を作ってきた。
普通陶芸を始めようと考えた時、
ロクロから入って「ひも作り」や「たたら作り」に移ることが多いが
私の場合は少し違った。
自分らしいものが作りたいと願うあまり、
デザインを重要視し機能などはあまり重要視しなかった。
いわゆる作家風の作品を作りたかったのだ。
作品を作るにはまず何を作ろうかと考えなければならないが
これが意外と難しい。
だから私は、デザインというかイメージを優先して作り始めることが多い。
上の水彩画に描いた陶器は花生けのつもりだが、
口の部分は女性のひらひらの襟をイメージして
大きく変形にくりぬいてある。
それは藍色に染め付けた花柄のぴっちり服であり
腰はしっかりと引き締まって安定感を求めて染付で仕上げた。
そんな自作の陶芸作品を主なモチーフにして、絵で花を活けてみたのが
上の水彩画なのだ。
庭の片隅にあるシソの葉に何やら小さくて可愛いバッタが付いている。
体長4~5ミリほどしかないバッタでこれはオンブバッタなのか?
昔よく見た姿だが、これほど小さなバッタを見るのは初めてのこと。
生まれたばかりの子供なのかとてもかわいい姿。
いままで、シソを食べる昆虫はいないと思っていたが違ったようだ。
写真では分からないが、一本のシソに10匹ほどの
小さな仲間がいてあちこちを食い荒らしている。
ちょっとちょっとバッタちゃん!
おんぶにだっこするのはいいけれど喰い荒らしちゃ嫌よ・・と
しばし観察の時間となる。
観察中、ふと気が付くと向こうの畑に何やら落ちている。
ぎゃー・・・
せっかく大きくなりつつあるというのに
トウモロコシが何者かに喰いちぎられてしまっているではないか。
この喰い方はカラスではなくネズミなのだろうか?
喰いちぎってはみたものの
まだ熟していないとわかってそのまま放置したようだ。
一見何もいないように見える我が家の庭にも、
夜ともなればいろいろな動物が徘徊しているということか?
喰い荒らされてばかりの畑ばかりではなく作品もたくさん見られる
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