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サツマイモさんおナスさんごめんなさいの年の暮れ [水彩画]

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ブログの再開を誓った割にはなかなか更新できないでいる私はナマカワ者なんだろうか?

としばし考え込んでしまっている自分だが、よくよく考えてみればそんな暇があるのなら

すぐに更新しなさい!と、芋とナスにしかられてしぶしぶながら画面に向かうことになった私である。

なぜ、芋とナスがそんなことを言うのか私では理解できないが、更新が遅いのは事実である。

芋が言うには「人間はいつも自由に動けて何でもできる割には動きが悪い 芋~んね!」

ナスはナスで「旬をはずすと誰も振り向いてくれないし、まずくなることを知っているんでナスか?」

と言うので、今回は芋とナスを前面に出してダジャレ加減で再開記念とする。

あまりにもおじさんギャグで恐縮だが、今回は何を言われてもじーと我慢我慢なのだ。

芋とナスに申し訳ないので、少しこの絵についてご説明を奏でるとしよう。

この絵はどんな材料を使って描いたのか?自分でも忘れてしまったが、

科学的に詳細分析したつもりで説明申し上げると、なんと残り物文化の凝縮とも言うべきものなのだ。

画用紙は息子の小学生時代の使い残しと、同じく使い残しのちびてしまった色鉛筆。

そして、たしかこれはピーピーペンシルとか言う名前だったと思うが、硬い硬いクレヨンのような色棒。

「ぴーぴー」なら柔らかくてよいのだが、なぜかこの絵の具は硬いぴんぴん色鉛筆なのだ。

折れないように硬くしてあるのかどうか知らないが、とても使い物にならないくらい硬くて

私の芸術的か細い腕の力ではどうにもならないくらい塗りにくい絵の具なのである。

元来貧乏人の私は、そんな絵の具でもほいほいとは捨てられない性分なので

捨てないで使いこなしてやろうと挑戦したのだ。

結果はご覧のようにどうにもならないくらい硬い硬い絵になってしまったが、

やはり残り物の水彩絵の具で体裁を整えてみたのである。

 

かなりサボっておいて芋となすとは何事とお叱りを受けるかとは思うが、

この時期は焼き芋の季節。

パクッと食べて、プ~ッとすれば身にも心にも笑いが出て円満円満。

 

土暖作品は左サイドバーのホームページ「告井土暖の個人美術館」でご覧いただけます。

お問い合わせはホームページ内のメールをご利用いただけます。

 


キーワードは成功感より継続と達成感、そして疑問 [水彩画]

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絵を描こうとする時、時折思い出す気になって仕方がない言葉がある。

それは絵手紙人口を飛躍的に拡大せしめた名文句で、
「へたでいい、へたがいい・・」と言う言葉。

この言葉は、絵を描く事にまったく自信のない人の心に大きく喰い込み普及したようだ。

 

 

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気取らず焦らず気品を楽しむ絵・身近な素材で描く水彩画 [水彩画]

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何事も楽しんで出来ないような事は長続きしないとよく言われる。
絵を描く事も同じで、その行為が楽しくなければ描こうと言う気さえ起こらない。

絵を描く事は簡単そうに見えるが、結構奥が深くて難しい。

子供の頃によく描いた記憶はあっても、その時何が楽しかったのかなぜか思い出せない。
子供はどういう状況であれ、とにかく楽しそうに絵を描いているように見える。
が、実際の所はどうなのだろうか?

本当に楽しくて仕方がないから描いているのだろうか、
それとも、ただ目の前のことに夢中になっているだけなのだろうか? 

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気付く事は絵を描くための上達法 [水彩画]

ここは飛騨川の下流で、あと少し下ると木曽川と合流する。

水を満々と湛えて流れは殆ど見られない。
というのも、ここはダム湖とも言うべき川で木曾川と合流する少し手前にあるダムで
堰き止められていて、表面的には池のように静かな水面を保っている。
この川は、昔々、地割れした場所に水が流れるようになったような感が強い川で
場所によっては、絶壁ともいえるほど岩がむき出てV字型に切り立っていたり、
水面までの距離がかなりあったりして恐怖すら感じる場所もある。

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場所を選ばない事が風景画を描くコツ [水彩画]

最近の物価高でガスが高くなった・・・?という理由ばかりではないが 、
このところ陶芸から少し遠ざかっている私。
何かを始めるとそれに集中して、それに飽きるまで他事は出来なくなるのだ。
今は水彩画に熱中と言うか、水彩の風景画に足を取られ始めている。

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