むっくり・もっこりと 梅雨空に 茸も膨らみ 雨宿り。 [手描きはがき絵]
きのことは・・
木の周辺に「のこのこ」と生えてくる傘状のものの名称。
と、我輩編集の「土暖辞典」には書いてある。
しかしながら、木のうしろの「のこ」とは
いったいどのようなことを言うのだろうか?
私の描いた絵のような茸なら、普通「もっこり」とか「むっくり」とか
「ぽっこり」「むっちり」がにあうと思うのだが「のこ」なのである。
確かに、もっこりを例にとって言えば「きのもっこり」か「もっこりたけ」
となり、少しいやらしい雰囲気。
ましてや、「木のむっくりもっこり」とか「むっくりもっこりたけ」とか
「木のぽっこりむっちり」とか「ぽっこりむっちりたけ」だと変に想像してしまい、
市場に出しても主婦達からそっぽを向かれて
まったく売れなくなってしまうような気がする。
そのてん、「のこ」ならいやみは無いと先人は考えたに違いない?
考えてみれば「のこ」とは「のこのこ歩く・・」のごとく、
幼子の「ぷっくり・むっちり・ぷよぷよ的足」をさしているのではなかろうか?
ならば、意外とその雰囲気は似ている。
やはり「きのこ」は「ぷっくり・むっちり・ぷよぷよ」に描くのが正解なのだ。
茸はあまり出てこないが、むっくり・もっこり的芸術作品が見られる
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