夏の冷酒には魚が肴のマンボウです [陶芸]
酒の肴と言っても、わたしの話題は陶芸の徳利や盃に描いた魚の話。
「外を見れば太陽燦燦、木々は濃いグリーンが黒く見えるよう。
小道には陽炎が立ち昇るがごとく、人も犬もゆらりと揺れてみんな酔ってて摩訶不思議・・」
あまりの暑さに、とうとう私も詩人になってしまったようです。
こんな日は、暑さを凌ぐための逆療法を試してみることを私はご提案いたします。
お化け屋敷に行くとかエアコンをがんがんに効かせるとかでは心臓にも健康にも不安が残りますので
この際は、自宅で静かに瞑想の道に入ることをお奨めいたします。
瞑想の入口には簡単な小道具が大切で、今日は水族館を思わせる小物を用意いたしましょう。
私の場合は写真のようなマンボウの絵が付いた徳利です。
早速お酒をたっぷり入れて冷蔵庫の中に入れるのです。
すぐには冷えてくれない事がよくお分かりのあなたには、冷えるまでの少しの間手足と腰を
軽快に動かしながらリズムを取って待つ事をご提案。
勘がいい方ならもうここで「それって・・マンボウダンス?」と、気が付くはずですが
そうでない方も少しの間、部屋中を立ち泳ぎでもしながら「ヘイ、マンボウ」と、時間を稼ぎましょう。
なんて。馬鹿な事を考えているうちに飲み頃になったお酒を出して、
「マンボウちゃんこんにちは・・」と額に冷えた徳利をポンポンと当てながら、
軽い挨拶をしてから戴く事が我家のルール。
写真の徳利には冷酒を戴くその時のあなたの顔に似せて書いてあって、
まるでおとぼけマンボウそのものですよ・・・
注意しなくてはいけないのがマンボウにもおっぱいが付いている事。
ご存知の方もおいでと思いますが、マンボウのオッパイは二つとも向こう側についているのが正統派。
少しバランスが崩れていて、冷酒を戴かなくてもふらふらしながら泳げるところがマンボウのすごい所
で、あまり呑み過ぎないようにとの神様のご配慮なのです。
さあ、馬鹿な瞑想にふけりながら暑い夏を乗り切りましょう。
自分のへそを見ながらでも涼しくなれることもありますよ。
作品の詳細は左サイドバーに記載のホームページでご覧いただけます。
御問い合わせはホームページ内のメールもご利用いただけます。
ブログに遊びに来ていただき、有難うございました。
田吾作さんの陶芸の作品、とても面白いですね。味があって、素敵です。私も陶芸を月一回のペースで細々とやっておりますが、絵付けはまだ一度もチャレンジしたことがありません。いつかはやってみたいと思うのですが・・・。
田吾作さんの絵が描かれたシャツもすごい!!と感心しました。
by saeちゃん (2007-08-20 10:30)