陶芸デザインのネタ探し術の極意とは [陶芸]
これは私が個展をしたときの御礼状である。
イラストは花だったり魚だったり、その時々によって違うが文章はいつも同じ。
全て一枚一枚手書なので、これを書いて発送するまでには充分一週間はかかるのだ。
簡単な文章と文字だけだからと安易に始めたが、これが結構大変な作業。
特に個展を終えてからの仕事なので、疲れがたまってもう嫌だ、もう嫌だと思いながら何枚も書く。
なぜなら、この礼状をことのほか喜んでくれる方がたくさんおられて、礼状の御礼状を何通も戴く。
そのうえ、部屋に飾って置きたいので表装をして欲しいと言う方も多く嬉しい限りである。
しかしこの数年、少し個展から離れていて書かなくなっていた。
それが先日、掃除をしていたら書類の間から出てきたのがこれ。
「どえりゃあ ありやとやんした・・」とは名古屋弁なのかどうか私もよく分からないが、
心から感謝を致しております・・との変形文であることには間違いがないと思うがどうだろう?
ところで突然ですが、ナスとナスビは同じ物と思うがどう使い分けるのかこれも私には分からない。
たとえば、かぼちゃをカボチャンと言うのと同じ?・・・・?ドテカボチャもそうなのかな??
と、自分で自分に屁理屈こいてニタリとするのも、一種の私流新ネタ探し術の極意。
陶芸のネタ探しと言うかデザインには、私の場合は花や果実を参考にする事がままある。
自然の造形物はとてもすごい。
それぞれに個性があって、それぞれに美しい。
ナスに似てナスではない、ヘタがあっても下手ではない?物を作ってしまった。
やっぱり自然の造形物にはかなわないなあ!と反省して次は魚を作る。
これは魚型の汁注しである。
だから本当は一輪挿しではないのだが、今日は特別に一輪挿しとしてお見せしよう!
この魚も色々変身できてうれしいかもしれないし?
なんだかとりとめの話になってしまったが、今日は「ありやとやんした」の葉無しなんです。
ちなみに上の書状の名前は「やんした状」と私は命名しているのです。参考までに!
葉無し花(噺家) 告井土暖著「おっとっとうおじさんの不倫の詩 Ⅰ」から
作品の詳細は左サイドバーに記載のホームページでご覧いただけます。
お問い合わせはホームページ内のメールもご利用いただけます。
こんな手描きのお礼状、それだけでとっても
感謝された気分だとおもいますぅ^^
こんな作品たちに出会えて、こんなお礼状もらったら
happy♪ですね
気どりの無い素朴な書体が心和みます(^。^)y-.。o○
by むらさき (2007-10-18 19:56)
偶然ですが、先ほどたまたま机の整理をしていたら
古い礼状が出てきました。
これはきっとむらさきさんの所に行きたいと言っているのでしょうから
本と一緒に送ります。
絵は花ではなくて魚ですが・・。
by 田吾作 (2007-10-18 20:23)