場所を選ばない事が風景画を描くコツ

最近の物価高でガスが高くなった・・・？という理由ばかりではないが 、
このところ陶芸から少し遠ざかっている私。
何かを始めるとそれに集中して、それに飽きるまで他事は出来なくなるのだ。
今は水彩画に熱中と言うか、水彩の風景画に足を取られ始めている。

理由は簡単。ブログに先日水彩画を載せた事がきっかけでまた描き始めることになってしまった。
前にも書いたが、私は花はよく描いたけれど風景画はあまり得意ではなかった。

道行く人が覗くかもしれない道端とか公園では恥ずかしくて描けなかったというのが正直な所で、
シャイを絵に描いたような何も言えない・何も聞けない・自己表現が難しい男なのだ。
なのになのに、なんで？
それはそれ・・蛇の道はなんじゃ？で、私にもよく分からないが、とにかくしばらく描く事にした。

いままで、風景画を描こうとしても「さあ、どこへ行って何を描けばいいのか！」で、分からず
結局何も描けずに帰る事が多かった。
よく、絵になる風景とかいうけれど、最近私にわかったことは
場所とかはあまり重要ではなく対象をどう捉えるかという事の方が重要だ。
素敵な風景をそのまま描くのではなく、どう素敵な絵に仕上げるかという事なのだ。
そこに自分の想像性とか創作性があるのであって、風景にあるのではないのだから。

そんなことに気付いた時点で少し気が楽になったのか、
少しずつ風景画を描く事が楽しくなりつつある。

そして、もう一つの理由が悪くなった目と運動不足解消の散歩。
実は今日も散歩がてら絵を描きに出かけた。
木曽川が近くにあるので、川の周辺なら描ける所は多くあるだろうと考えたからだ。

２０分ほど走って、たまたま偶然行き着いた公園の駐車場に車を置いて歩き始めた。
美しい場所にこだわると絵が描けないので、落ち着ける場所を探して歩く。
１０分ほど歩いてそこで一枚描く。
鉛筆で丁寧に明暗をつけながら遠近感を大切にして描く。
完成したら、しばらく歩いてまた描く。
本日は二枚描き上げたので、このあとは散歩の時間とばかりにリュックを背負って歩き出す。

私は知らなかったが、ここは東海自然歩道の一部で国定公園にも指定されているようで
散歩にはもってこいの綺麗に整備された一区画。
私は調子に乗って木曽川に懸かった橋を三つ分歩いた。
中一つを入れてぐるりと一周したのだが距離にしておおよそ６～７キロだと推測するがどうだろう？

相性とはなんにでもあるようだが、水彩画にもある・・・とすれば、
水彩画と相性がいいのはそれはやはり散歩。
秋とは言えまだまだ日差しはきついので、結構汗ばんでくるがそれがいいのだ。

ところで、水彩画の話になぜかヌードの絵の写真。
理由は、今日描いた絵を掲載する準備が出来ていなかったからなのです。
期待の皆様に申し訳ないので、特別サービスで私が描いた数少ないヌードの絵をご披露しました。
とにかく、事体の沈静化にはヌードは一番効果的と聞いたものですからね？

風景画はしばしのご猶予を・・・。

作品の詳細は左サイドバーに記載のホームページでご覧いただけます。
お問い合わせはホームページ内のメールもご利用いただけます。

 

コメント 5

水彩で描かれたのですか？
色鉛筆のような感じがします。
美人さんですね＾＾
by (2007-10-24 23:05) 

鉛筆で引っ掻いたあとがあるので鉛筆画のように見えますが
色鉛筆ではこれだけの色は出せないと思います。
これはクレヨンで描いたものです。
風子さん、良かったらモデルをやってくれませんか？＾＾
by 田吾作 (2007-10-25 01:58) 

はじめまして。クリムトのような豪華な雰囲気ですね。
by ミカチ (2007-10-25 03:19) 

＜素敵な風景をそのまま描くのではなく、どう素敵な絵に
仕上げるかという事なのだ。＞鑑賞させていただく側としても
とっても、納得がいきますぅ＾＾　作品によって景色の中に
伝えてくれるものを感じます。
　明日あたり、ポストの中に紅だすきのお嬢さんが「ちゃっきりな♪」
とお邪魔するかもです。
by むらさき (2007-10-25 12:53) 

ミカチさんはじめまして。
そういえばクリムトに色使いが似ているかも？

むらさきさん
メールの返信ありがとうございました。
「ちゃっきりな・・といえばかえるが鳴いて雨になるんですよね！」
by 田吾作 (2007-10-25 17:09)