原点とはまさに小さな一個の点を意味し、全ての源なり・・線の練習土暖流3 [土暖流教室]
線は点の集まり・・と、いつの日にか聞いた記憶がある。
その時点では、なるほど、そうなのか!
と、よく分かったような気がして納得していたが、
実のところその意味するところはまるで分かっていなかった。
線が点の集まり・・ということは、すなわち、そこに描いた鉛筆画は
すべてが点でできているといってもよいということになる。
言い換えれば、点を連ねると線になり線を連ねると面になるということ。
上の写真の練習絵も点の集合体ということ。
点を一直線に連ねれば直線になり、
カーブを描いて点を連ねれば曲線になり重ねれば面にもなる。
点でできている身近な例が新聞の写真。
新聞の印刷は書籍などの高級印刷に比べ紙質がよくないため、
ドットと呼ばれる点が大きく見た目にも点での構成が識別できる。
白黒写真印刷のみならずカラー印刷も同じ原理で成り立っている。
少し前までは新聞は白黒写真のみでカラーはありえなかったが、
最近の日進月歩の技術が飛躍的にその美しさを向上させた。
印刷だけではなく写真のプリントやコピーも同じ原理で成り立っており、
まさに、原点とは「小さな一個の点がすべての源」
という意味だといまさらながら再認識している!
つづく
努力努力の連続で覚えた土暖流の原点を余すところ無く展示する
「告井土暖の個人美術館」は上の「あらまあバナー」をクリックするか
「線の練習写真」をクリックすればご入場できます。
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