ありえない・わかりない・なんじゃとて?と考えながらはグットでござる。 [土暖流教室]
本日も我輩は線の練習をしているつもりなのである。
窓の外は、急に降りだした雨がざあざあとうるさく昼寝もできないので、
仕方なく線の練習を試みたしだいなのである。
ひと夏の恋はわし的にも昔の話なれど、
真夏の雨がざあざあと降るのは紛れもなく現時点の話!
なぜかわしは、ざあざあ音は大粒の雨ゆえ屋根などに当たって
起こりえる現象で、本当のところ雨は音も無く降っているのに違いない。
などと無い知脳を絞らなくてもよいのになぜか絞ってしまいつつ、
上から下に降るゆえに起こる現象に対して、
わしはそれらに同調的発想で色鉛筆をざあざあ的速さで走らせてみた。
なんとなんと、そこには意外にも図らずしも的感動が生まれていた。
たぶん普通の人にはわからないだろうがわしは変人、
何故か色鉛筆の先端に墨をつけて描いてしまっていたのだ。
わかるかな~君たち・・
色鉛筆は赤とブルーの二本。
色鉛筆の先端に硯の墨をつけてざあざあと線を引くとこうなるのだ!
がーしかーし、感動はそれではないのである。
図らずも自画像を描いてしまったのか?
線を早く引いたため色鉛筆のピッチが荒く、わしの髪の毛の透け具合と
同じピッチとなってしまったのに気付いてしまったではないか!
てっぺんの一部に黒いところがあるのも当たっているし
左右は黒髪どころか茶髪でもなく赤と青。
後頭部の髪だけは長くふさふさなれど、
禿げ禿げの透け透け・・はもうほとんど隠せない。
しかしながら、この現象は早く描いたゆえの現象。
早く描くにはそれ相応の時間を掛けないとできない技術。
この絵を見ながら、「わし」もかなり長い時間を掛けてきたんだなーと
思わず感慨にふけってしまっていた自分がいた。
感慨・・その現象こそがまさに「グットでござる」のであって
絵を描くたのしさでもあるのだ。
無い髪はもうあきらめるしかないが、ひと夏の恋はまだ・・・?
こんな発想もわしの楽しみの一つなのであるぞ・・。
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